有事には小規模経営のほうが堅実!
こんにちは!
(株)カプリース代表の大谷です。
僕は不動産コンサルタントと喫茶店開業コンサルタントの仕事をしています。
それぞれ単独で仕事をすることもありますし、店舗を紹介したお客さんにそのまま開業までコンサルを受ける場合もあります。
両方の仕事を通じて思うことは・・
あくまで僕一個人の考えですが
小規模経営の方が長い目で見た場合、堅実で安定した方法だと思います。
人には色んな考え方があって賛否両論はあると思います。
これはあくまで僕が経験してきた中で学んできた考えで、それが絶対正しいとは思っていませんが・・
不動産投資を例にとると、いっときメガ大家やギガ大家など所有物件の多さや、家賃収入の多さをアピールする人が大勢いました。
でも不動産投資ブームが去った今、あの人達はどうしてるんでしょう?
中には破産した人もいます。
資産が多いと言っても結局借金も多く、一旦歯車が狂うと一気に破綻していきます。
現金買いの人は別です。
少しづつ資産を増やすやり方は正解だと思います。
レバレッジをかけてこそ投資だと言う人もいます。それはそれでいいと思います。
でも30年先の経済状況なんて誰にも分かりません。
実際破綻したそういう人を見てきた自分としては、とてもじゃないが怖くてできません。
売りたくても売れないでどうしょうもない人もいました。
また飲食店に限らず物販店でも、大箱で高額な家賃を払って大勢のスタッフを雇い、景気が良い時は羽振もいいですが、一旦悪くなった時に家賃や人件費の経費がかかり過ぎて持ち堪えられなくなります。
以前僕が勤めてた不動産会社にも、大きな会社を経営してた社長が破産して、その会社に雇われてきたことがありました。
その人曰く「会社が大きくなり過ぎた」とのことでした。
一時は長者番付にも乗るほどの稼ぎがあったらしいのですが、不景気の時でも会社を維持するためには、安い値段でも仕事を受けざるを得ない。
そうして悪循環で結局会社は倒産、社長自身は自己破産。自殺も考えたそうです。
先日、テレビでEXILEのヒロ社長が言ってたんですが、コロナ禍でライブなどのイベントが一切無かった時には、やはり死が頭をよぎったそうです。
あれほどの活躍をしてる組織でも、そういう時があるのかと驚きました。
僕が喫茶店を経営してた時は妻と息子で回してました。
不動産一本でやり出した時も一人社長でした。
今現在は借りてた事務所も引き払って、自宅の一室で知り合いの人から依頼があった時だけ仕事をしています。
これが大所帯だとそういう訳にはいきません。
社員の生活を守る責任もありますからね。
一人で自由気ままが一番性に合ってます。
因みに社名のカプリースも語源は気まぐれとか自由気ままという意味でつけました。
今回はこの辺で・・ではまた!
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