立地は大事な要素だが家賃が一番重要!
こんにちは!
元喫茶店マスターで現在は不動産と喫茶店カフェ開業コンサルタントの(株)カプリースの大谷です。
店舗としてだけなら、そりゃ〜乗降客の多い駅前の一等地が良いに決まってますが、喫茶店やカフェの場合は不向きです。
そもそも客単価の低い業種では採算がとれません。
以前勤めてた不動産会社でも後輩が、駅前の坪2万円の店舗にカフェを誘致しましたが、2年ともちませんでした。
10坪で20万円の家賃ですが、たかだかコーヒー1杯400円で合うはずがない。
<家賃と売り上げのバランスが大事!>
よくカフェのシミュレーションでFLRコストと表現しますが、Fは食材費、Lは人件費、Rは家賃のことです。
- FLコストは売上の55〜60%まで
- Rコストは売上の10%まで
と言われます。
家賃が20万円だと月の売上は200万円が必要です。
営業日数が25日とした場合、1日の売上が8万円必要です。
実際にカフェの仕事をしたことがある人は分かると思いますが、10坪ほどのお店で1日の売上8万円は不可能です。
仮に無茶苦茶繁盛して8万円売上が上がったとしたら、しんど過ぎてしばらく休業することになるでしょう。(笑)!
<これからの喫茶店やカフェも業態が変わる>
コロナ禍が落ち着いてきたとはいえ、これからのカフェの業態としてはイートインではなく、小さな物件でテイクアウト専門のお店が主流になるでしょうね。
またはデリバリーを併用して、立地のあまり良くないところで、安い家賃の場所で店を構えるかです。
デリバリーだと来店は必要ないので、極端な話、何処でもいいですからね・・
今回はこの辺で・・ではまた!
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