日本の地名の由来
こんにちは!
(株)カプリース代表の大谷です。
土地の地名で、昔この辺りがどういった地域だったか、大体想像がつきます。
以前当社が事務所を構えていたのは,大阪市北区の「豊崎」と言う地名の所です。
最寄駅は「中津駅」・・
「中津」と言う地名も1丁目から7丁目まであります。
地名の中に・・崎、津、江、浜など海に関する字が入ってると、その辺りは昔は海だったと言われています。
地名の中に・・田、沼、池が入ってると昔田んぼや沼地を埋め立てたと考えられます。
また・・谷などは昔渓谷で水が集まる軟弱地盤と言われています。
⬇️参考記事(一部抜粋)
地名でわかる土地の歴史
「土地の履歴書」ともいえる「地名」には、しばしば地域の歴史が刻まれています。例えば 「池」や「川」「河」「滝」「堤」「谷」「沼」「深」「沢」「江」「浦」「津」「浮」「湊」「沖」「潮」 「洗」「渋」「清」「渡」など、漢字に「サンズイ」が入っており、水をイメージさせるものは低地で、かつては文字どおり川や沼・池・湿地帯だった可能性があります。例えば渋谷駅周辺は、舗装された道路の下に川が流れており、低地で地盤も弱いのです。
内陸部でも「崎」の地名がつくところには、縄文時代など海面が高かった時代に、海と陸地の境目だった地域で、地盤が強いところと弱いところが入り組んでいる可能性があります。東日本大震災の津波被害で一躍注目を浴びた宮城県仙台市の「浪分神社」は、1611 年の三陸地震による大津波が引いた場所という言い伝えが残っています。
⬆️ <サライ編集部より>
危険な地名を知ることで災害を回避できる
昔、僕が仲介した一棟収益マンションですが、売買してから、以前売主が自社の作業場として使ってた、地下一階部分をテナント募集しました。
直ぐに中国の方が借りて、中国の踊りを披露してヤムチャを食べてもらうお店をオープンしました。
40〜50坪の広いお店です。
ところが・・!
開店して一月程経った頃、借主の中国人から、壁から水が出てきたと連絡が入りました。
早速現地に向かうと地下の壁から結構な量の水が流れ出てました。
直ぐに専門家に診て貰ったんですが、この辺りは地下部分の周りは「海」ですと言われました。
壁一枚の向こう側は「海」と思ってくださいと言われてビックリこきました。
地面の下は海なので全て繋がってるそうです。
まさにそのマンションの建ってる場所の地名は「豊崎」でした。
挙げ句の果てには裁判にまで発展してえらい目に遭いました。
大阪の梅田も元々は「埋田」らしいです。田んぼを埋めた場所とのことで、昔を知ってる年配の方に話を聞いたことがありますが、今のような高層ビルも無く、ずっと向こうまで見渡せたそうです。
そこから中津方面にかけて、海や川が入り込んでたとのことでした。
中津界隈でマンションを建てるときに、地下の支持層を調査したら25mくらいありました。
そこまで杭を打たないと硬い地盤に届かないのです。
それだけ建築費が嵩みます。
絶対とは言わないけど、皆さんも家を借りたり買ったりするときには、少し参考にしてみては如何でしょうか?
ちなみに当社の所在地は「島江町」です(怖)!
今回はこの辺で・・ではまた!
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